かんげきのきろく。

福岡在住の主婦が舞台やドラマの感想を綴ります。

エリザベートのこと。

東宝エリザベート2016 博多座公演 観劇記 山崎ルキーニと田代フランツ

投稿日:2016年8月25日 更新日:

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まず山崎育三郎くんのルキーニの記録。

最初に思ったのは、想像の域を越えなかったのが残念だな、と。
なんつーか「山崎育三郎がルキーニ演じたらこうなるんだろうな」ってのがそのまま。もっと、こんな役もできるんだ意外!!ってのを見せてほしかったな、と。まぁ、あの甘いマスクにあの声じゃあね…。とてもキレイなルキーニでした。
そして、トートによってかなり見えかたが違います。城田トートの時は手下?配下でしたね。しかも、このトートはキレイなルキーニじゃないと認めなかったんだろうな、と思ってしまう、なんと言うか、非常に耽美な関係でした。なんだろう、トートはエロいと思いませんでしたが、二人が一緒にいると非常にエロかったです(笑)

対して、井上トートの時は分身でした。
今回トートは「黄泉の帝王」として存在するような描かれ方ですが、井上トートは「死」の概念に近い存在でした。それが人間の形になったのがルキーニだったな、と。これはルキーニがどうこうより、井上トートの存在感が絶妙でした。この二人が好きです。

田代フランツはシシィによって全然違いました。
田代万里生くんは「マルグリット」以来です。でも、おおまかな印象は変わりませんでした。
良くも悪くも歌の人だな、と。フランツはこう感じてるから、こう動くんだと、芝居が型にはまってる感じ。しかも蘭乃シシィは、あまりにも自分しか見えてないものだから、フランツの比重がものすごく軽かった。
フランツってこんな目立たない役だっけ?と首をかしげるほど。それが花總シシィになると、ぐんと魅力が増すの。キラキラした美少女に愛されたカッコいい皇帝になるの。
シシィがフランツを好きかどうかで、こんなに変わるものかと驚きました。面白い。

タイトルロールだし、当たり前だけど、エリザベートを演じるって難しいだろうな。
エリザベート役ははなぜ宝塚トップ縛りなのか、以前から疑問でした。
もっと歌が上手い人も、可愛い人もいるのに。でも、これまでを振り返って、宝塚出身の人が適役なんだろうと思った。大人の事情があるにしてもさ。

ドレスの着こなし、品のある立ち振る舞いに、主演である存在感。
これって、かなり難しいよね。その点、宝塚でトップを務めた人は、それが自然にできるもんね、と納得。どうでもいいけど、エリザベートではないけど「~ですわ」って言葉遣いが自然にできるのは、宝塚の娘役以外にいないと思ってる(笑)

そんで、エリザベートが宝塚OG枠なら、他にも観てみたいなぁ。今までは男役OGだったけど、今は娘役OGでしょ。色々いるよね。一番観てみたいのは彩乃かなみちゃんだけど、ちょっと向かない気もする…。
あとは遠野あすかちゃん…こう考えるとビジュアルと歌唱力を持ち合わせた人って中々いないんだわ…。
やっぱりお花さまが一番似合うのかもしれないなぁ…。

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