かんげきのきろく。

福岡在住の主婦が舞台やドラマの感想を綴ります。

エリザベートのこと。

東宝エリザベート2016 博多座公演 観劇記 ~~㋇17日マチネ~

投稿日:2016年8月17日 更新日:

スポンサーリンク

ついにこの日が来ました!!

2015年の公演を観ていない私は、キャスト、演出一新して初めての観劇です。
今回はどんなエリザベートなのか、ワクワクしまくりでした。
キャストはコチラ。

20160817215055693.jpg

エリザベート:蘭乃はな
トート:城田優
フランツ:田代万里生
ルドルフ:古川雄大
ゾフィー:涼風真世
ルキーニ:山崎育三郎
ちびルド:大河原爽介

ザッとググって色んな方の感想読ませていただきましたが、評判はいいみたいですね。
でも、毒吐きます。今回、長々書こうと思います。好きだから、好きだけど、毒吐きます。
キャストについても毒吐きまくりますが、まずは物語についてと、演出の改変から。

私は「エリザベート」はこんな物語と説明が出来ません。
それは、キャストや演出によって、感じる物語が違うから。キャラクターも演じる人によって別人だし、セリフの奥から見えてくる背景がちがう。
そもそも、トートがどんな存在で、エリザベートはトートをどう思ってたのか、作中で明確に語られず、想像するしかない。それが「エリザベート」の魅力だと思ってます。
ただ、今回の物語の印象は、目の前の世界がすべてでした。
ズバリ、言っちゃうと。

わけがわからない。

そもそも、そんな物語だと思うんですよね。日本版の「エリザベート」は。
だって、黄泉の帝王ってなに?トートってどんな存在?エリザベートはフランツが好きだったのに、いつトートを好きになって、なんで最後にパッピーエンドみたいになってるの?
宮廷であれだけ我儘言って、家族ほっといて旅しても自由じゃなかったの?どうしたかったの?
すべて劇中で明確には語られないんですよね。

で、キャストの違いでキャラクターの心情が違って見えて、このエリザベート…ええぃ、めんどくさい(笑)、このシシィはこうしたかったんだ、そしてシシィにとってトート=死はこんな存在だったんだと色々感じるのが楽しいんですよ。でも、今回はその答えを感じられず、非常に不完全燃焼な物語でした。
これ、原因は中途半端な演出の変更にあるんじゃないかと。

主役がトートで、トートがシシィに恋して、手に入れるまでの物語になってました。
トート視点。セットも、トートの世界。
セットは特に不満でした。基本的に3つの台座みたいなセットで進むストーリー。いちいち上ったり下りたりするのが気になるし、狭くて奥行きがない。
観づらいし、そこで芝居する意味が分からない。なんでシシィは「私だけに」の途中で滑り落ちちゃってるの?そして、なんでトート閣下は馬車もないのに、鞭振り回してんの?効果音付けりゃいいってもんじゃないでしょ?あれじゃ、ただの変な人だ。

最初の登場も、ゴンドラなくなってましたね。
いいけど、背中に羽いる?ねぇ、トートって何だっけ?堕天使??
これで、最初から笑いこらえるの大変だったんだよ。
あ~、コレ山口さんだったら絶対無理だ、とか想像してしまって、たまらなく可笑しかったです。
頼むよ、ギャグにしないでよ。なんで時々トートダンサーにも羽生えるの?てかタトゥーあるんだ…。
うろ覚えだけど、「退屈しのぎ」と「ミルク」のダンスも微妙に変わってるような…?
すごく好きだったのになー、てか、コーラス含めて、深くて重い作品から、若くて勢いのある作品に変わってるな~。と、ちょいちょいツッコミながら、かなり冷静に観劇してました。

それにしても、面白くない。
なんでだ?演出のせい??と首をかしげていましたが、だんだん違和感が強くなってきて。
そもそも「愛と死の輪舞」から、もうトートがシシィに恋しました!感が強くて「?」だったんですよ。そして、登場する度にシシィにしつこく絡みつく。トートはシシィが好きなんだ!と強調するように。
ラストの「悪夢」でハッキリしました。

「これ、宝塚版やん!!」

私が記憶してる中で、東宝版のトートが白い衣装だったことはありません。
や、ホント定かではないんですけど(オイオイ)
これって宝塚ならではと思ってたんです。今までは「死」を操る存在としてトートは黒を基調としたダークカラーの衣装だったのが、エリザベートを迎えるラストに二人で白い衣装になる。二人が結ばれた証のように。

あー、なんか分かった。
もちろんホントの所は知りませんよ。知りませんけど。

小池センセーはトートを主役にしたトートとシシィの恋物語にしたかったんだ。

だからこの「エリザベート」破綻してるんだ。わけわかんないんだ。
無理矢理シシィとトートの恋物語にしてる宝塚版に近づけようとして、中途半端なんだ。。。
そうだね、宝塚版のトートの登場シーンは羽みたいなのあったね。トートダンサーじゃなくて黒天使だもんね。色々納得。マデレーネの貞操帯はワケわからんけど(笑)
うわー、面白くない。面白くないことが、こんなに面白い。
そんなことを考えた、私の2016年エリザベートの感想でした。
キャストについては、また改めて。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-エリザベートのこと。

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

博多座のお土産と二人のトートの話。

スポンサーリンク 閑話休題。 家族(ってか主に娘)にお土産買いました。 博多座はロビーが楽しいよね。 クロワッサンで有名な若松の「三日月」も出店してるし、美味しいお菓子やお弁当がたくさん。なので、家族 …

no image

東宝エリザベートDVD 特典映像。

スポンサーリンク 花總まり×城田優 スペシャル対談 これ楽しいですね~。 でも、ここすら蘭乃はなちゃんはいないんですよね~。 扮装コメントはあるけど。そもそも、花總シシィしか収録されてなし。 やっぱり …

no image

コメントをくださった方へ。

スポンサーリンク 久しぶりの投稿です。 いやぁ、仕事復帰して喧嘩して退職して全く違う業界でパート始めて、資格取ってと、色々あったんですよ。そんな放置期間に、二年ほど前の記事に一年ほど前にコメントくださ …

no image

妊婦健診と2016年東宝エリザベートの話。

妊婦健診で尿糖+2が出てしまったあちゃ。です(´・ω・`) 時間が大体午後一番なんですよね、「ご飯の後だからだとは思うんですけど~」と前置きされた後にやんわり指摘されました。血圧も高かったし、気をつけ …

no image

2016年の夏は博多座エリザベートに悩む。

もうすぐ博多座エリザベートのチケット発売日。 キャストスケジュールに悩みます。 プリンシパルスケジュール 今回エリザベートはどっちでもいい。 若干おハナさまに興味があるかな?くらいなんで。トートはどっ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク

アーカイブ

カテゴリー